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リフォーム

電圧上昇抑制問題とは何か(その2)

[リフォーム] 2014.11.04

電圧上昇抑制問題が起きるメカニズムをもう少し具体的に考えてみましょう。

住宅で使う電気の電圧は100Vと言われていますが,実際には95Vから107Vと12Vもの幅があり,いずれの場合も合法です。(V=ボルトは電圧を表す単位です。)

なぜなら,電力会社の供給する電力品質を定めた法律「電気事業法」の施工規則第四十四条の中に「標準電圧百ボルトの場合,百一ボルトの上下六ボルトを超えない値が維持すべき値」と定められているからです。

実際,コンセントなどにテスターを入れて測ってみると101から103Vぐらいを指すことが多いようです。

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便利な電圧テスター

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それは,電圧が低すぎると電気製品に悪影響をおよぼしますし,近所の工場がモーターを動かしたりするたびに周りの家庭の電灯が暗くなったりしてしまうのを避けるため,予め高めに設定されているのです。

この法律と高めの設定のお陰で,わたしたちの電化製品は電圧不足で動作しなかったり,電圧オーバーで壊れたりすることがないのですが,こと系統連系の場合,この法律が仇になるのです。

例えば,時間帯で使用量が大きく異なる地域(工業地帯や公共施設がある近隣住宅地)では,昼休みの時間帯にそれまで稼動していた工場や施設の機械が止まるので,供給電圧が高くなりがちです。

もしも,そのような系統に太陽光発電システムが連系されていたらどうなるのでしょうか?

系統の電圧が太陽光発電システムの供給電圧と同等,あるいはそれ以上になったら,高い所から低い所に流れる性質を持つ電気は流れが止まる,つまり売電できなくなってしまうのです。

このような高電圧の時間帯はそれほど長続きしないので,太陽光ユーザーでない人の家では日中の電圧変動を意識することはまずないと思いますが,太陽光発電の系統連系を行なっている家では話が別です。

雲ひとつない晴天の日の正午過ぎという,太陽光ユーザーにとって一番おいしい時に発電量が思わしくなく,むしろ悪天候の日の方がたくさん発電するという,納得できない事態が起きてしまうのです。

ユーザーが不思議に思い,発電の履歴を確認すると,「電圧上昇抑制」という文字が目に留まります。

これは電力会社の供給電圧が高いためにパワーコンディショナが出力制御をかけているのです。

電圧抑制制御再発

自家償却分は系統に影響しないのですから,システム自体は止めないで,売電だけを止めるという仕組みにはできなかったのでしょうか?

 

ホームメイク 太陽光発電ブログ
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